長崎市民の森 その2
ここは、長崎市民の森。
思えば今年、コータと昆虫たちとの熱い夏はここから始まりました。
階段になった細い小道は「涼風の丘」へと続きます。
まだまだ涼しいとはいえないこの季節ですが、小高い丘からの眺めと時折吹いてくる海風が、その名の通り、心地いい場所です。
テントを張って、親子キャンプ体験などができる広場。山歩きを楽しんだ後は、焚き火で調理したり、野外活動をしたりと大自然の中での憩いの時間が楽しめます。
ここはバッタにとっても、パラダイス!この時期のバッタの数は、夏の初めとは比べものにならないくらい多く、しかも成虫の大型が目立ちます。コータのテンションも⤴︎⤴︎
斜面の草地です。少し刈られたようで、以前と比べて草丈は低く、昆虫を探すにも捕るにもちょうどいい塩梅になってます。
おっ!トノサマ!
コータ「あ、それモドキだから!」
コータ流の見分け方は、相変わらず「顔」の違いのようです。
長かった夏休みも終わりに近づき、今年の夏を惜しむかのように、
虫捕りに励みます。
夏休みの自由研究はもちろん昆虫。スケッチブックいっぱいにたくさんの写真を貼り、こだわりの昆虫採集記をアルバム風に綴ることにしました。
捕れた!今度こそトノサマでしょ!
コータ「惜しい!モドキ!」
実は、今日取れたバッタの8割が「モドキ」という結果に。ここ市民の森は、かなりモドキ優勢😳
これって何でしょう??赤い毛虫を白い糸のようなものが絡みついてます。一瞬、木の実かと思いましたが、蛾の幼虫か何かでしょうか?
虫捕りの合間、ふと樹を見上げるコータ。セミはいなかったようです。
このブログをきっかけに、この夏色んな場所へ虫捕りに出かけました。40半ばの私にとっては、この暑さと普段の運動不足に、何度もやられかけましたが、そこは8才の少年。疲れなど微塵も感じさせません。それどころか昆虫に向かっていく姿は力強く、頼もしささえ感じるようになりました。
「次行こ!次!」
コータの夏は、まだまだこれからです☀️
つづく。